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            等級考試

            日語能力測試N1真題解讀

            時間:2025-05-27 12:17:40 等級考試 我要投稿
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              問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1?2?3?4から最も適當なものを一つ選びなさい。

              來世紀に向けて、個人レベルであれ地域社會?地球規模であれ、科學技術の進歩ゆえに いっそう複雑になっていく問題に対して、個人が判斷しなくてはならない局面が増えていくことだろう。その時に自分なりに納得のいく判斷を下すためには、科 學に無関心?無理 解を決めこんだ(注1)りせず、ふだんかち科學に日を向け、科學的な考え方にふれている必要が あるだろう。つまり、①科學と社會を結びつける良質の情報が必要なのである。その情報は自分の行動に役立てるために受信するだけではなく、場合によって は、自ら責任ある発信者となるために役立てることも大切である。

              殘念なことに、科學者がもたらした成果は、そのままでは判斷材料としては②役に立たないことが多い。まず、専門用語ゆえに科學はとりつきにくい。科學が高 度になり細分化したために、領域が異なれば科學者でも理解が困難な狀況になってしまっている。良質の情報は優れた③表現能力をともなわなくてはならない が、実際のところ、研究に専念している科學者には時聞的余裕がなく、そうした表現能力を磨くいとま(注2)もないのが普通である。

              一方で、④科學者にも良質の情報が必要である。科學者は何かしら新しいことを世界に先駆けて発見?発表することに熱中するものである。その結果が化學?生 物?核兵器の開発に加擔する(注3)ことはないか、あるいはわれわれの生活ないしは地球という生態系(注4)に思いもよらぬ影響を與えることがないかに思 い(注5)を馳せる機會は、必ずしも多くはない。⑤こうした點に関して、科學者は外部から指摘される必要がある。

              ( ⑥ )、最先端の科學の研究成果とその社會的意味を科學に慣れ親しんでいない人に、また社會的意味については科學者に対しても改めて説明する人 材、つまり科學の"インタープリター"が必要となる。インタープリターは専門用語の単なる直訳者(注6)ではなく、問題を指摘し、進むべき方向を示唆(注 7)する、科學と実生活の橋渡しをする解説?評論者である。かれらが架けるその橋は、専門化した科學技術を公開して市民を啓蒙(注8)するという一方通行 のものであってはいけない、インタープリターには科學者がふだん忘れがちな社會への波及(注9)効果、倫理的(注10)問題、他の科學技術や學問分野との 連繋(注11)の可能性なども鋭く指摘してほしい。また、一般の人の科學に対する素樸な疑問の中からインタープリターが斬新(注12)な考 えを吸い上げることで、科學者は思いもよらぬ発想転換のヒントを得られることも考えられる。

              現在でも優れた作家、評論家、科學者、ジャーナリストなどが先端科學のインタープリターとして活躍しているが、21世紀に向けてその活躍はますます期待されている。

              (課田玲子「杜會のなかの科學、科學にとっての社會」『現代日本文化論13 日本人の科學』による〕

              (注1)決めこむ:勝手にそのように決あてしまう

              (注2)いとま:暇、時間のゆとり

              (注3)加擔する:カを貸す

              (注4)生態系:生物とそれを取り巻く環境

              (注5)思いを馳せる:想像する ちとくやく

              (注6)直訳:原文の一語一語を辭書通りの意昧に忠実に訳すこと しさ

              (注7)示唆する:ヒントを與える

              (注8)啓蒙する:教え導く

              (注9)波及:影響が及ぷこと

              (注10)倫理:人として守るべき道

              (注11)連繋:つながりをつけること

              (注12)斬新な考え:それまでにない新しい考え

              問(1) ①「科學と社會を結びっげる良質の情報が必要なのである」とあるが、この「良質の情報」とは何か。

              1.一般の人にも役に立つ科學に関する情報

              2.複雑な社會の問題に関係のある科學的情報

              3.科學者が研究のヒントにできるような情報

              4.杜會に大きな影響を與える科學に関する情報

              問(2) ②「役に立たないことが多い」とあるが、筆者はどうしてそう思うのか。

              1.科學者には複雑な問題を考える時間的余裕がないから

              2.科學者がもたらした成果は祉會的意昧があまりないから

              3.科學者の発表する研究成果は一般の人には理解が困難だから

              4.科學が高度になり、一般の入は科學に関心を持たなくなったから

              問(3) ③「表現能力」とあるが、ここではとんな能力のことを言うのか。

              1.科學技術の進歩にともない複雑化する問題を解説できる能力

              2.自分の研究成果が一般の人にもわかるように説明できる能力

              3.領域の違う科學者と自分たちの研究成果について話し合える能力

              4.一般の人と地域社會を結びつける優れた研究を発表できる高度な能力

              問(4) ④「科學者にも良質の情報が必要である」とあるが、筆者はどんな情報が必要だと言っているか。

              1.自分の研究成果が、社會生活や地球環境などに、どんな影響を與えるかを示す情報

              2.自分の研究を、科學に慣れ親しんでいない入に、わかりやすく解説する方法を教える情報

              3.自分の領域とは異なる研究の成果が、自分の研究にどのような影響を與えているかを示唆する情報

              4.自分の研究に対して、領城の異なる科學者や一般の入はどんな関心を持っているかを知るたあの情報

              問(5) ⑤「こうした點」とあるが、どんな點か。

              1.自分の研究成果がどのような社會的意昧を持っかという點。

              2.自分と同じ研究をしている科學者がどのくらいいるかという點。

              3.自分の研究の內容や進め方に新しい発見があったかどうかという點。

              4.科學者が肖分の研究成果の影響について発表したかどうかという點。

              問(6) ( ⑥ )に入る最も適當な言葉はどれか。

              1.さらに

              2.そこで

              3.あるいは

              4.ところが

              問(7) 筆者は、インタープリターが科學者に対してどのように働きかけることを期待しているか。

              1.科學の研究成果がどのような社會的問題を引き起こすかについて、調べるように指導すること

              2.一般の人の科學に対する疑問に答えられるように、科學者が表現能力を磨くことの重要性を訴えること

              3.作家、評論家、ジャーナリストがさらに活躍できるように、研究成果をできるだけ早く公開するよう促すこと

              4.科學者の気づかない問題點を指摘し、他分野との協力の可能性や研究のントになるような情報を提供すること

              問題Ⅱ 次の(1)から(4)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適當なものを1?2?3?4から一つ選びなさい。

              (1)

              晝下がりのカフェ(注1)でのこと。男'女の爭う聲に振り向くと、ひとりの女が立ち上がり、 持っていたグラスを逆さにして飲み物をこぼし始めた。

              客達の視線が集まる。連れの男は顔を上げようとはせず、女の腕を摑んで座らせようとするが、女はその手を振り払うと、叫んだ。

              「あんた(注2)なんか最低よ!」

              ほかの客が言っている聲が聞こえる。

              「ドラマみたいね」

              いささか陳腐(注3)だったが、①女は「演じること」ですっきりしたのかもしれない。

              現実的ではないことを、「ドラマみたい」とよく言う。

              13年前の朝のことだった。洗面臺と洗濯機とのわずかな隙間に頭を突っ込んで、母がで倒れていた。意識はなかった。

              救急隊員(注4)の緊迫(注5)した醫療用語が飛び交い、心臓マヅサージが始まる。オレンジ色の毛布を掛けられた母は、ピクリとも動かない。その隙に、開け放たれた玄関から飼い貓が外へ出てしまった。

              當時、大學生だった弟が、とっさに貓を捕まえたその時、「貓なん構っている場合ですか!」と隊員の怒鳴り聲が飛んだ。

              弟は、②貓を抱いたまま立ち盡くしていた。

              後は、「かかりつけの病院(注6)は?」、と、はじかれるように聞かれたことだけしか思い出せない。

              これがドラマなら、大概は「姉弟でお母さん!」と駆け寄って下さい」と指示される。

              人間は、とっさにとんでもないことをする。長年、人間を見つめる仕事をしてきたはずが、人の本當とはなにか、いまだに捉えきれないでいる。

              (岸本加世子「岸本加世子の臺本にないセリフ」2003年1月11日付朝日新聞による)

              (注1)カフェ:飲食をする店の一つ

              (注2)あんた:あなた

              (注3)いささか陳膓だ:よくある情景だ

              (注4)籔慧醸賞:急な病気や事故にあった人を病院まで連ぷ職員

              (注5)緊迫する:物事の様子が非常に緊張し、油斷のできない狀態になる

              (注6)かかりつけの病院1いつも診てもらっている病院

              問(1) 「①女は「演じること」ですっきりした」とあるが、なぜすっきりしたのか。考えられる理由として、最も適當なものはとれか。

              1.女は人前で男への怒りを十分に表すことができて満足したから。

              2.女はとして人前で上手に演じることができ、充実感を得たから。

              3.女は人前で男を非難することで、他入から同情を得ることができたかち。

              4.女は人前で男の手を払い、叫んだことを「ドラマみたい」とほめられたから。

              問(2) ②「貓を抱いたまま立ち盡くしていた」とあるが、弟ほなぜそうしたのか。考えられる理由として、最も適當なものはとれか。

              1.隊員の救急処置に驚いたから

              2.隊員の質問がわからなかったから

              3.貓が外へ出て行きそうだったから

              4.どうすればいいか、わからなかったから

              (中略)

              ①二つのグラフを見て下さい。二つの企業の最近4年間の売上を示したものです。右の企業は成長が著しく、左の企業の伸びは鈍いように見えます。本當にそ うでしょうか。実は二つのグラフはまったく同じ數値を表にしたものです。。 數値は左から10、11、12、13と推移(注2)しています。右のグラフは縦軸の日盛りが9から始 まっています。ー方、左のグラフは、目盛りは0から始まっています。もう一度二つのグラフで確認して下さい。

              同じ數値を表すグラフでも正反対の印象を與える場合があります。どうしてこうしたことが起こるのでしょう。それは人が(  ②  )からです。この場合に は棒グラフですから棒の長さに注目しています。棒の長さを比較すると右のグラフは棒の長さの差異が激しい。それに比べて左のグラフは長さの差異がそれほど 大きくない。この達いが印象の違いになります。

              このことからわかるように③グラフは數値忠実に翻訳したのでありなせん。數値は客観的な事実ですが、グラフは客観的な事実を表現しないのです。數値をビ ジュアル化する過程で作り手の主張が反映されます。客観的な事実のみを示すならば表で表現すべきです。グラフでは作り手に主張がなければ伝えたいものと正 反対の印象を與えてしまう可能性さえあります。

              主張を確実に伝えるために、初めに自分が何を伝えたいのかを明確にします。そしてその後にそれに合わせた形でグラフを作成します。最初にメッセ?一ジありきで、グラフはその裏付け(注4)の道具なのです。

              (飯田英明『「図解表現」入門』による)

              (注1)ビジュアル:目に見えること

              (注2)推移:移り変わること

              (注3)メッセージありき:メッセージがあった

              (注4)裏付け:事実であることを証明する証拠

              問(1) ①「二つのグラフ」はどのようなことを示すために出されているか。

              1.人はグラフグ形ではなく、數字から情報を得ていること

              2.同じ內容を表すものでもグラフの作り方で印象が変わること

              3.グラフの日盛りは0から始めなければ正確な情報は伝わらないこと

              4.伸びが著しいか鈍いかは、人間の印象によって変わるので意昧がないこと

              問(2) ( ② )に入るのは次のどれか。

              1.グラフを形で見ている 2.グラフを數値で理解している

              3.グラフをあまり信用していない 4.グラフをいろいろな角度から見ている

              問(3) ③「グラフは數値を忠実に翻訳したものではありません」とあるが、それはなぜか。

              1.グラフでは、わずかな數値の差が表しにくいから

              2.グラフの中には、正しい數値が書かれていないことが多いから

              3.數値をグラフにするとき、グラフを作る人の考えで形が変わるから

              4.數値をグラフにするとき、少し數字を変えてしまってもわからないから

              問(4) 筆者はグラフを作ることに関して、どのようなことをすすめているか。

              1.自分の考えを明確にするために、まずグラフを作ってみること

              2.數値を客観的な事実として示すことができるようなグラフを作ること

              3.自分の考えをはっきウさせてから、それを的確に伝えるグラフを作ること

              4.自分の主張に合わせるため、時には事実と反対の印象を與えるグラフを作ること

              (3)

              ストレスは、むやみに避けるものではなく、適當につき合っていくべきものである。

              そのつき合い方に示唆(注1)を與えてくれる動物実験を紹介しよう。

              この実験では、2匹のラット(実験用シロネズミ)のしっぽを電線につなげて、そこに電気を流す。ラットは痛いので騒ぐ。ラットにとって、電流は大変なストレッサー(注2)だ。

              2匹のうち「上司」とよばれるほうは、前腳で、目の前のスイッチを1回押せば電流を切ることができる。しっぽに痛みを感したら、スイッチを押して電気 ショックを回避(注3)できるのである。もう1匹、「部下」とよばれるほうは、自分で電流を切ることはできない。上司が切ってくれるのをひたすら待つだけ である。

              この2匹に電流が一定量流された。上司と部下、両ラットがしっぽに受けた電気 ショックの量は全く同じである。それなのに、2匹のラットの胃を調べてみると、上司のほうが部下よりも潰瘍(注4)が小さかった。

              この結果は、ストレッサーがあっても、自分でコントロールできれば、悪影響は少ないことを意味している。ストレッサーの量よりも、そ札をコントロールできるかどうかのほうが重要なのだ。しかも、コントロールできるかどうかは、多分(注5)に主観で決まる。

              たとえば、艮い時間働いている人が、それを強いられたものと思えぱ、長時間労働はストレッサーとなる。ストレスを引き起こし、からだと心に深刻な影響が 出る。ところが、自分が好き好んで長い時間働いていると思えぱ、長時間労働というストレッサーを コントロールしていることになる。したがって長時間労働はストレスの悪影響を生まない。現実は一つでも、それをどう受け止めるかは當人次第なのである。

              (相川充「反常識の対人心理學」による)

              (注1)示唆:ヒント

              (注2)ストレッサー:ストレスを與えるもの

              (注3)回避する:避ける

              (注4)潰傷:ストレスなどが原因で、そこなわれた體の組織 v (注5)多分に二大いに

              問(1) ラットを使ってとのような実験が行われたか。

              1.電流を流し、ラットがそのストレスからどのように身を守るかを調べる実験

              2.電流を流し、そのストレスが與える影響は條件によりどう違うかを調べる実験

              3.電流を流し、2匹のラットのどちらが早く電流を切ることができるかを調べる実験

              4.電流を流し、それが胃の潰瘍を小さくするのにどの程度効果があるかを調べる実験

              問(2) この実験で「上司」、「部下」とよばれる2匹のラットの役割は、次のうちどれか。

              1.「部下」が「上司」の分の電流も受ける。

              2.「上司」が命令し、『部下」が電流を切る。

              3.「上司」がスイッチを押して、「部下」に電流を流す。

              4.「上司」がスイッチを押して、自分と「部下」の電流を止める。

              問(3) ラットの実験の結果から、どのようなことが言えるか。

              1.ストレスは、多ければ多いほど悪影響が多い。

              2.ストレスは、他との競爭がある場合、悪影響が多い。

              3.ストレスを自分で調整できる場合、悪影響は少ない。

              4.ストレスを他から與えられる場合、悪影響は少ない。

              問(4) 長時間労働によるストレスの悪影響を少なくするには、どうすればいいか。二の実験から推測できることは何か。

              1.職場の上司からの指示でも時には斷る。

              2.嫌な仕事でも力を抜かないで一生懸命仕事をする。

              3.自分で時間をコントロールしてうまく體を休める。

              4.やりたいという気持ちを持って前向きに仕事をする。

              問題Ⅲ 次の(1)から(5)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適當なものを1?2?3?4から一つ選びなさい。

              (1)

              私には、ひとをほめるクセがある。「ひと」というのは、蕓術家諸君のことだ。これ は、私の心がひろいからではなく、せまいからである。どうしても、ほめられない相手もあるが、少しでも美點を発見するように努力すれば、たいがいはほめら れる。たとえ ひとを傷つけても、正しい見解を主張するのが、批評の厳格さであろうが、なかなか①この原則が守れない。守れないというのは、私の心が狹い、弱いからであ ろう。やっつけやろうと、攻撃だけを心がけるのも、実に狹いやり方であるが、萬事ホドホドに、あたりさわりのないようにというのも、②よくないと思う。私 は時によると、かつて自分の作品を非難した仲問の作品に対して、ことさら甘い點をつけることがある。これは、 自分をやっつけた相手に対しても、寛大な態度を示したい、つまり自分の心のひろさを証明したいためであり、結局は心のひろさではなくて、心のせまさを暴露 していることになる。

              (武田察淳「武冊泰淳全集第16巻己による)

              (注)あたりさわりのないように:無難に

              問(1) ①「この原則」とは筆者のどのような態度を指すか。

              1.蕓術作品の批評をする時、少しでも美點を見つけようと努力する態度。

              2.蕓術作品の価値を見極めるため、批評を行う際の厳しさを失わない態度。

              3.蕓術作品の批評をする時、作品だけでなく蕓術家を決して傷つけない態度。

              4.蕓術作品の真の価値にかかわらず、常に厳しい批評や主張で攻撃する態度。

              問(2) ②「よくないと思う」とあるが、筆者は個がよくないと思っているか。

              1.厳密な評価ではなく、甘めの評価を示すこと。

              2.批判されたことがある相手の作品を攻撃すること。

              3.批評において、常に正しいと思う見解を伝えること。

              4.厳しい評価によって、自分の能力の高さを証明すること。

              (2)

              親孝行という話をすれば、私はいろんな人に、子供に期待するなよ、ということを言うんですね。なかば冗談なのですが、子供は親孝行なんかする必要ないん だと。なぜかといえば、子供が生まれる前、そして生まれた瞬間、それから六つ七つぐらいまでのあいだに、子供は親に生きる喜びというものを十分與えつくし ているのだから、というふうに言うのです。

              昔、私の友人でも、生まれる子供の名前を一生懸命に考えて、暇があればノートに書きつけているような男が、おりました。そのことは彼の生きていく上での ひとつの喜びだったと思います。そして子供が生まれる。そのうちに片言でパパ、なんて言ったりす る。それから歩くようになる。(中略)幼稚園にはいり、小學校にあがる。子供の誕生から成長の過程のなかで、そのつど両親は言葉につくせないほどの人生の 喜びというものをあじわいっくしているんじゃないかと思います。

              (五木寛之「人生の目的』による)

              問(1) 筆者の考えと合うものはどれか。

              1.親は子供に親孝行を期待してもよいが、子供が十分成長するまで待つべきであろう。

              2.親は子供が幼い時に愛情を與えつくしたのだから、子供が親孝行するのは自然であろう。

              3.子供は幼いころに親に対して生きる喜びをすでに與えておリ、それが何よりの親孝行であろう。

              4.子供の成長長は親にとって生きていく上で喜びだが、子供の側も親が喜ぷように孝行するべきであろう

              (3)

              ほんの一昔前まで運動中に水を飲むことは、よくないとされていました。かなり長時 間の厳しい運動でも水を禁止していたのです。水を飲むことで疲労が増し、胃腸にも悪い、という"理由"でしたが、実は根性(注)論がその背景にあったので す。安易に水を飲むようでは最後まで頑張れるはずがない、強くなれないというわけです。

              しかし、今口では水は飲みたい時に飲みたいだけ飲んでよい、という考えに変わってきました。飲みたいのは、からだが要求しているのだ、という考えが背景にあります。

              (藤原健固「歩きの科學」による)

              (注)根性:困難に負けない強い意志

              問(1) この文章の內容に合っているものはどれか。

              1.今は運動中に水を飲んでも根性がないとは言われない。

              2.今では運動の激しさによって水を飲む量が決まっている。

              3.昔から運動中に水を飲むのはからだにいいと言われてきた。

              4.今より昔のほうが長時間の厳しい運動に耐えられる人が多かった。

              (4)

              言語は人間に與えられた最上で最良の贈物であって、その贈物の大部分は本を媒介として人間に示されているんですね。本にまさる媒介物は將來も現れないで しょう。ですから、本の運命は厳しいなんてことを言う人もいますが、僕はそうは思わない。斷言してもいいんですけど、本は絶対になくならない。本がなくな る時、書記言語のなくなる時です。その時、人間はたぶん別の生き物になっているでしょうね。

              (井上ひさし「本の運命」による)

              (注1)媒介:二つのものの間に立って、関係をつけること

              (注2)書記言語:書かれた言葉

              問(1) 筆者は、なぜ「本は絶対になくならない」と考えているのか。

              1.本だけが人間の言葉を正しく伝えるものだから

              2.人間の使う書記言語はいつかなくなるものだから

              3.本の運命が厳しいというのは一時的なものだから

              4.本は人間にとって、言葉を伝える最もよい手段だから

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